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2011年12月21日 (水)

神戸ルミナリエ・鎮魂の灯('11年12月12日Mon.)

11121201_5  本当にご無沙汰してしまいました。

超多忙の日々ながら、遊びに行くことはちょくちょくあるのですが、それをブログに書く時間がないまま冬になってしまいました。ごめんなさい!

先日、毎年恒例にしている神戸のルミナリエに行ってきたので、少しだけ書かせていただきます。

11121202_2 阪神淡路大震災から16年・・・今年また、未曾有の震災が日本を襲いました。

今年のルミナリエの鎮魂の灯は、亡くなられた東北・東日本の方々への想いも込めて、例年になく荘厳で厳粛なものに見えました。

節電ということで、期間がさらに早めの短めになり、この12日が最終日でした。

ただ、月曜日ということもあり、また点灯直後ぐらいに行ったこともあって、かなりすいていて、ほとんど並ばずに見れましたし、気温も高めですごしやすかったです。

11121203_2 省電力のLED電球とのことでしたが、見栄え的にそれほど遜色もなく、かわらず美しく、心いやしてくれる光の芸術でした。

ただ、設備コストはその分高いのではないかと思われるので、来年以降の開催は大丈夫かな・・・と少し心配にもなりました。

もちろん今年も、いっかり(というほど高額ではありませんが)寄付してきました。

11121204_2 今年は終点の東園地のさらに南にも綺麗なサークルがあり、その光が中心の噴水池に反射して、とても綺麗でした。

例年比較してしまうのですが、中之島界隈でやっている「大阪光のルネサンス」などは、どう見ても「人を集めて儲けたい」根性が透けて見えて、夜の大夜店大会みたいな感じで、あまり好きにはなれません(もちろん、ルミナリエにも夜店はありますが、あくまでメインは「ルミナリエ」なので)。

大阪生まれで大阪育ち・・・大阪大好きのにぃちゃんではありますが、年末の光イベントだけは、やはり神戸ルミナリエに勝るものなしだなぁと思っています。

2011年8月15日 (月)

おいでませ山口へ③「秋吉サファリランド」('11年7月29日Fri.)

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景清洞のすぐ南の広大な敷地は、「秋吉サファリランド」になっています。

ゲートが反対側なので、景清洞から20分ほど歩いてやってきました。

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自動車の中から動物達を見る、いわゆる「サファリ」も楽しかったのですが、ここの特徴は、なんといってもかなりの数の動物達と直接触れ合えることです。

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モルモットやウサギたちも超おとなしくて、かわいかったです。

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しかし、大人しい草食動物ならわかるのですが、なんとここでは、猛獣にも触れ合えちゃうのです!

実は7月いっぱい限定で、今年生まれたトラの赤ちゃん2頭と触れ合えると聞いて、それを目的に急きょ今回の山口旅行を企画したのでした。

飼育員さんにミルクをもらった後、オスとメスの双子の2頭は、まるでネコみたいに自由に敷地内を散歩し、兄弟でじゃれあったり、お客さんにじゃれついたりといった感じです。

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親が育児放棄のために飼育員さんに育てられているせいか、ものすごく人なつっこいのですが、ここまで自由に触れ合えるなんて、信じられない感じでした。

もちろん、こちらの手や脚の柔らかい部分を見せたり、遊びを邪魔したりすると、ふざけて噛んで来るので注意が必要ですが、そのあたりはウチのネコで経験済みなので、慣れたものです。

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トラの赤ちゃんに直接触って、撫で撫でできるなんて、もう感動でした!

赤ちゃんといっても、手などはネコの何倍も大きく、肉球もマスカットみたいなのですが、その手触りはまるでウォータークッションのようにプニプニで、なんとも忘れがたい感触でした。

「肉球萌え~」って感じです。

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ホントに忘れられない思い出になりました!

つづく

2011年8月14日 (日)

おいでませ山口へ②「景清洞」('11年7月29日Fri.)

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秋吉洞を見た後、私達は秋吉台の北東にある景清洞のすぐ近くの、このペンション「ほっとビレッジ美東」さんに泊まりました。

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ご主人がとても気さくな良い方で、また夕食も朝食も海の幸、山の幸が非常に美味しく、嬉しかったです。

ベッドに寝ながら窓越しに見た満天の星空と流れ星は、いい思い出になりました。

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翌日は宿から徒歩5分ほどで行ける「景清洞」に入りました。

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秋吉洞にもいましたが、こちらは特にコウモリを間近で見れました。

すぐ目の前まで飛んできて、バタバタという羽音やキーキーという鳴き声もよく聞こえて、迫力ありました。

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秋吉洞よりもすこし古い世代の鍾乳洞みたいで、鍾乳石というよりは、より「岩石」感のある奇岩、怪石が目を引きます。

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この洞窟は、壇ノ浦での源平の戦いから生き延びた平景清が傷ついた体を休めたちう古事から、この景清洞と言われるようです。

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一般観光コースはここで終わりですが、これより奥は「探検コース」としてさらに進むことも可能です。

沢登りみたいな感じなので、長靴やカッパが必要です。

私達は以前、高知の龍河洞で十分堪能したので(えらいめにあったので)、今回はここまでで十分満足して洞窟を出ることにしました。

つづく

2011年8月13日 (土)

おいでませ山口へ①「秋吉洞」('11年7月28日thu.)

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久し振りにまとまった休みがとれたので、山口県に旅してきました。

まず行ったのは、有名な「秋吉洞」です。

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洞窟の入口は、洞内からの川の流出口になってるのですが、この入口の100m以上手前から洞内の冷気が肌に感じられて、真夏とは思えない涼しさにびっくりです。

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洞内は非常に広く、奥行きがあります。さすがは日本有数の巨大鍾乳洞です。

非常に涼しく、まさに天然のクーラーで、極楽~でした。

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鍾乳洞の上は、地理などでおなじみの広大なカルスト台地です。本当に広々していて、癒されました。

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カルスト台地の展望台近くの売店で、謎のチャイナ服のおねぇさんから「元祖夏みかんソフト」(300円)を購入しました。

非常に暑かったので、さわやかな冷たさがこれまた極楽~でした。

その後私達は、「カルストタクシー」という乗り合いマイクロバスに乗って、宿のある「景清洞」の近くに移動しました。

つづく

2011年5月28日 (土)

JR瀬田駅前「ナチュール」のケーキ('11年5月21日Sat.)

11052116  滋賀県立美術館からの帰り、バスでJR瀬田駅に向かって、その到着に直前に、ふと車窓からかわいいケーキ屋さんが目にとまりました。

 駅前ロータリーの出口から少しだけ南に行ったところなので、電車を待つ時間に行ってみることにしました。

 明るく、かわいい店内には、やはりかわいい感じの洋菓子が並んでいます。

 お土産にいくつか買って、家で食べることにしました。

11052117  シュークリームが2種あったので、ひとつずつ買ってみました。

 左が「生クリームシュー」(126円)、右が「カスターシュークリーム」(157円)です。

 二つ食べ比べると、味も食感も全く違うので感動します。

 生クリームシューは、その名のとおり生クリームを多く練りこんだカスタードクリームで、すごく軽くて、柔らかくて、口の中でとけてなくなるような感じです。

 シューも柔らかく、すごくやさしい美味しさが楽しめます。

 一方カスターシュークリームは、しっかりとしたカスタードクリームを、やはりしっかりとしたシューがサンドしていて、インパクトがあります。

 シューの表面にはカリカリっと焦がしたカラメル風のものがのっていて、ほのかな苦味を伴う香ばしさと、食感の良さが、さらにクリームの味を盛りたてている感じです。

 両方食べて大正解の、対照的な味わいの美味しいシュークリームでした。

11052118  こちらは「苺大福」(250円)です。

 大福というより羽二重餅のような、すごく柔らかくてとろけるような皮が印象的です。

 中のクリームもほのかな味わいで、苺の酸味を中和するかのような、優しい甘みです。

 すごく優しさが伝わってくるスイーツです。

11052119  こちらは「ショコラアマンド」(330円)

 チョコケーキが好きな私が直感的に選んだのですが、何層ものチョコがとろけるように柔らかく、甘みのあるものとビターなものの配合も抜群で、チョコ好きには本当にたまらない、美味しいケーキでした。

 品目的にはオーソドクスに見えて、しかし1品1品の工夫が見事で、特徴のある美味しいスイーツが楽しめました。

 機会があれば、ぜひまた訪れたい、ナチュールさんでした。

菓子工房 ナチュール

2011年5月26日 (木)

滋賀県立近代美術館「珠玉のヨーロッパ絵画展」('11年5月21日Sat.)

11052107_2  さて、「くつろぎ美術館」で休憩して、体力も回復したところで、本来の目的である展覧会に臨んだ私達でした。

11052114  今回の企画展は「名画につつまれる贅沢 珠玉のヨーロッパ絵画展 バロックから近代へ」というタイトルです(2011年4月16日~6月12日)。

 長ったらしいタイトルですが、内容を見てみると、なるほど「そのとおりだな」という印象の展覧会でした。

 特に「どこの」(ルーブルとかエルミタージュとか・・・)という訳でもなく、「誰の」(レンブラントとかルノワールとか・・・)でもない、ほとんど名前を知らないようなヨーロッパの画家達によるバロック以降近代に至るまでの様々なタイプ、様々な国のヨーロッパ絵画を、ダイジェスト的に集めたというイメージの展覧会でした。

 でも、決してつまらない訳ではなく、名前を知らない画家でも、こんなに綺麗な絵がまだまだたくさんあるんだ・・・という感動を感じることが出来ます。

 一言で言えば、「ヨーロッパ絵画」の時間的、空間的、そして人材的な広がりと奥の深さを実感できる企画です。

 宗教画から神話、世俗へのモチーフの変化や、光と陰のとらえ方の変遷など、特に細かく解説を聞かなくても、展覧会の流れの中で、そういったものをよく理解できる構成になっていたのも、勉強になりました。

 超有名画家の展覧会を行列に並んで見るのもいいですが、こういった展覧会もまた趣きがあると思いました。

11052115  ただ・・・今回見た比較的無名の画家たちの作品が、「二度と忘れられない」ような、「何度でも見たい」ようなものだったかと言えば、それほどではなかったのも事実です。

 確かに綺麗で心和む・・・それだけで芸術としては十分意味はあるのですが、さらにその上に「インパクト」というものを求めるのであれば、やはりいわゆる「有名画家」の才能と作品というのは抜きん出たものだということを、逆に今回の展覧会から感じることが出来ました。

 今回出品の作品の多くは、「○○風」とか「××の影響が色濃い」とか「△△派の作風」という印象が良く似合うものばかりでした。

 それ自体悪いことではないと思います。

 要は、こういった芸術の一時代、流行、技法などを作り、その中心となった○○や××という有名画家の存在がいかに重要であったかということでしょう。

 いずれにせよ、ヨーロッパ絵画の流れを少し違った角度から眺めることができる、なかなか有意義な展覧会だったことは確かだと思います。

滋賀県立近代美術館

2011年5月24日 (火)

滋賀県立近代美術館「パン工房 る・くぷる」のパン('11年5月21日Sat.)

11052107  MIHOミュージアムから石山に戻って来た私達は、JRで隣の駅の瀬田にむかいました。

 ここからバスで数分の、「大津市文化ゾーン」の一角にあるのが、滋賀県立近代美術館です。

 私達は、この時開催中の「珠玉のヨーロッパ絵画展」がお目当てだったのですが、美術館に入った所に看板があって、2階の「くつろぎルーム」で、週替わりで地元のいろんなお店が出店する「くつろぎ美術館」というイベントをやっていることを知りました。

11052108  この日は東近江市の「る・くぷる」というパン屋さんの出店とのことだったので、絵を観る前にまず休憩がてらのぞいてみることにしました。

 くつろぎルームといっても、ちゃんとした喫茶室になっています。

 私達は、まず店内でケーキとドリンクをいただくことにしました。

11052111  私が頼んだマンゴーのケーキ(300円)とアップルジュース(200円)です。

11052112  マンゴーゼリーとマンゴープリンとパイの土台が層になっていて、濃厚なマンゴーの味わいと爽やかな甘みがとても美味しかったです。

 この日はかなり暑かったので、とてもいい感じの爽やかさでした。

11052113  ねぇちゃんは同じくアップルジュースと、このイチゴとベリーのタルト(300円、名前はうろ覚えです)を頼みました。

 甘酸っぱいフルーツと、カスタードクリームの載ったタルト生地の相性がばっちりで、これまた爽やかな美味しさでした。

11052109  本来はパン屋さんとのことなので、もちろんパンもお土産に買って帰ります。

11052110  ただ、来たのがもう夕方近かったので、ほとんど売り切れていて、残っていたのはほぼこの2種でした。

 「自家製トマトソースの野菜ピザ」(120円)は、野菜の甘い味わいとトマトのほのかな甘酸っぱさと癖の少ないチーズの旨味がベストバランスで、これでこの値段は安いと思いました。

 「レーズンとクルミ」(160円)は、しっかりと「密度」のあるパンで、歯ごたえと食べ応えを楽しめます。

 噛むほどにパンの味わいが染み出すようで、そこにクルミの食感と大粒レーズンの甘みがいい感じでアクセントをつけて、これまたお値打ちの美味しいパンでした。

 ぜひ今度は、お店の方にパンを買いに行きたいと思いました。

「くつろぎ美術館」(滋賀県立美術館公式ブログより)

2011年5月22日 (日)

滋賀県信楽町・MIHOミュージアム「長沢芦雪」展('11年5月21日Sat.)

11052101  この日は早朝から大阪を出発して、滋賀県方面に美術館巡りにでかけてきました。

 まず最初に向かったのは、以前にも一度来たことのある「MIHOミュージアム」です。

 信楽町のまさに「山の上」にある美術館で、JR石山駅から帝産バスで50分(片道800円!)かかります。

11052102  さらにに美術館のエントランスから、展示施設まではトンネルを越えて遊歩道で500mほどもあり、徒歩でも行けますが、電気自動車がピストン運行しています。

11052103  私達は、うまい具合に電気自動車に乗せてもらって、「らくちんらくちん」と言いつつ、展示館に到着です。

11052104  写真は美術館の巨大な窓から見た風景ですが、まさに「地球防衛軍極東基地」(セブン)みたいな、本当に山の上です。

 ここでこの時開催中だったのは、江戸中期の「奇想の絵師」、長沢芦雪の展覧会です(2011年3月12日~6月5日)。

 芦雪はあの有名な円山応挙の弟子ですが、彼自身、応挙に出会う前から様々なアプローチで絵の修行を積み、彼独自の絵の世界を追究する過程で、応挙の「写実」にも学ぼうと入門を希望したようです。

 なので「弟子」と言っても、いわば「幕下付け出し」みたいな感じで、応挙にもある程度実力を認められた形での入門でした。

 当時、超売れっ子だった応挙には、様々な絵の注文が殺到していましたが、その一部を芦雪がまるごとまかされたりして、その事が芦雪の名を一気に高めたことからも、その関係がうかがえます。

 今回の展覧会では、この長沢芦雪の作風の変遷を、「奇想の絵師」といわれたその代表作でたどる内容でした。

11052105  特に呼び物は、展示会場入口の巨大パネルにもあった、非常に大きなトラの襖絵と、逆に、つい最近発見された数センチ四方の極小画面に五百羅漢を描きこんだミニ絵画です。

 襖絵の方は展示替えのためにこの時実物は見れなかったのですが、他のトラの絵や、映像コーナーなどを見ても、「怖い」とか「強い」とかいうよりもその存在感のすごさと迫力に圧倒されるような、インパクトのある作風が心に残ります。

 トラの絵は、師の応挙と芦雪のそれぞれのものを比較展示したものがあったのですが、どちらも、当時は実物を見て描いたわけではないからでしょうか、大きいネコみたいななんともかわいい感じで、現代風にみればすごくファンシーなトラの絵に見えてかえって気に入ってしまいました。

11052106  芦雪は、応挙の写実に学びつつも、その卓抜した表現力を使ってあえて洒脱に、簡素に、そして時には滑稽に対象を表現し、しかしその中に、その真の姿や意味を込める・・・といったような、まるで近現代芸術における象徴主義やシュルレアリズムなんかにも通じるような表現を行っていたように感じました。

 「上手さ」を使って「上手い」と言わせるのではなく、「面白い」と言わせる・・・しかもその面白さは、「fun」の中に「interest」を織り込みながら・・・芦雪の作品群の中に、そんなものを感じた今回の展覧会でした。

 今回の出品の多くは、芦雪が応挙に代わって襖絵を担当した、南紀串本のいくつかのお寺からの出品とのことで、現地には芦雪の作品を集めた展示館もあるそうです。

 ぜひ一度行ってみたいなと思いました。

 当時、南海地震の津波によって壊滅したお寺の再建のために、芦雪は応挙の代理として腕をふるい、あの巨大なトラの襖絵もその一つだったそうです。

 今のこの時期だからこそ、さらに感慨深いものがありました。

MIHOミュージアム

2011年5月18日 (水)

伊丹市立美術館「陶酔のパリ・モンマルトル展」と「モンマルトル・ハーブカフェ」('11年5月15日Sun.)

11051509_2   午後からは、伊丹の伊丹市立美術館に出かけてきました。

 こちらではこの時、「陶酔のパリ・モンマルトル」と題した展覧会が開催中でした(2011年4月16日~6月5日)。

 19世紀末から20世紀初頭のパリは、様々な新しい文化芸術芸能が、まさに爛熟的に花開いていった時代でした。

 この「なんでもあり」の時代に目を向けて、カフェやキャバレーといった場所を舞台に醸成されていった様々な芸術を紹介する、個性的な趣向の展覧会でした。

 チラシにもなっている黒猫のポスターは、1881年にパリのモンマルトルで創業した「シャ・ノワール(黒猫)」というキャバレーの宣伝ポスターです。

 キャバレーと言えば「飲み屋」というイメージですが、当時のパリのキャバレーは、飲食の場であると同時に、演劇、歌、舞踊、さらには影絵や人形劇まで、さまざまな芸術を世に送り出す、いわば一大「芸術センター」として機能していたみたいです。

 なのでその宣伝ポスターも芸術性を競い合うかのようだし、キャバレーの中では新進気鋭の芸術家達が親交を深め、さらなる芸術の「ゆりかご」ともなっていたことがわかります。

11051510  ロートレックやミュシャのポスターはあまりにも有名ですが、この展覧会ではさらにそれ以後、こういった芸術分野がより一般的になってきた頃の、あまり知らない作家の作品が展示されていました。

 どれもどこか「ロートレックぽい」「ミュシャっぽい」雰囲気ではありながら、よりインパクトを強く、ある意味「マンガ的」に消費者の注意を引こうと腐心したことがうかがえます。

 まさに「爛熟的」という言葉がぴったりの、なんでもありの時代で、エネルギーとかバイタリティーとかいうのとはまた違う、どこか退廃的で享楽的な時代の雰囲気が伝わってくるような作品が多かったように思います。

 展覧会全体として、焦点が少し散漫だった感もあるのですが、また見方を変えればそういった「散漫な時代」だったのかもしれない・・・そんな印象でした。

11051511_2  伊丹市立美術館では柿衛文庫春季特別展として「子規・青々・月斗・虚子・青畝」という展覧会も同時開催していました(2011年4月16日~6月5日)。

 ただ、展示といっても俳句の短冊が中心で、崩し字のものはまず読むのに疲れてしまいます(というかほとんど読めません)。

 また、現代カナで書かれていて読めるものでも、有名な作家のものでさえ「なにこれ?」という感想のものもあり、私にとっては俳句の世界はまだまだだなぁ・・・と感じるばかりでした。

 5・7・5を読むだけで頭に情景の浮かぶものもありますが、それが単に「景色」とか「状況」であって、その奥の「情緒」とか「感情」とかがいまひとつ伝わらないものが意外と多いように思います。

 おそらくは読み解く方の感性の低さのせいでしょうが、果たして詠む(書く)方には問題はないのか?・・・と思ってしまうものも結構あります。

 「家に帰る道すがらに花が咲いていました」ということをストレートに詠んだ句もあったのですが、「それで?」「だから?」と問い返してしまうのは、果たして私の感性の低さのせいだけなのだろうか?と考え込んでしまいました。

11051512  俳句で頭が凝ったところで、こんな看板が目に入り、早速リラックスしに行ってみました。

 今回の展覧会にちなんで、美術館につながった「石橋家」という保存家屋の一角を利用して、臨時の和風カフェができていました。

11051513  私達はハーブティーとスイーツのセット(650円)を頼みましたが、ハーブティーは5種の中から選べます。

11051514  しかもお店をやっているのがハーブの専門の方で、瓶に入れたそれぞれのハーブのサンプルの香りを実際にかがせていただいて、選ぶことが出来ました。

 写真は、私達が選ばなかった「パリの香り」と「黄昏のモンマルトル」のサンプルです。

11051515  こちらは私が選んだ「シャ・ノワール」です。

 ハイビスカス、ローズヒップなどが入っていて、赤くて甘酸っぱい香りがしますが、その強烈なインパクトを少量のリキュール(お酒)が見事にまとめていて、非常に大人の雰囲気の美味しいお茶でした。

11051516  まさにキャバレー「シャ・ノワール」のイメージですが、お酒のダメな私にも、すごく飲みやすく、心の落ち着く香りでした。

11051517  こちらはねぇちゃんが選んだ「アルミーダの庭園」です。

 草色っぽい黄色ですが、香りの主なものは、クスノキに近い芳香系の木の花だそうです。

11051518  たしかに木や草のイメージの、なにか爽やかな香りで、リフレッシュ効果高かったです。

11051519  もう遅かったので、デザートはこの一種のみでしたが、イチゴのアイスの下には赤いゼリーがあって、ハーブティーにはぴったりの美味しいスイーツでした。

 なんとなく、パリ・モンマルトルの雰囲気に浸ることができた、伊丹市立美術館の休日でした。

伊丹市立美術館

2011年5月15日 (日)

北区本庄東「フランス料理 桜花」のランチ('11年5月15日Sun.)

11051501  1ヶ月にわたりブログをお休みしてしまい、申し訳ありませんでした。

 まだ仕事の都合で、毎日更新とまではいかないのですが、今後は不定期的にでも、徐々に記事を書いてゆきたいと思います。

 どうかよろしくお願いいたします。

 今回は、まさに今日(15日)のお昼に食べてきた美味しいランチを紹介します。

 今日は昼前から自転車で中津方面に向かったのですが、天六から中津に抜ける道の途中、豊崎の少し手前で、ランチ営業しているフレンチのお店を発見しました。

 店内は白を基調にした明るい雰囲気で、店名の「桜花」にちなんで、いろんな桜の花の写真が飾られているのも、とてもかわいかったです。

11051502  私達は1000円のランチAを頼むことにしました。

11051503  メイン料理は4種から選べるので、私は「牛モモ肉のロースト・マスタードソース」、ねぇちゃんは「豚ヒレ肉のソテー・ハーブオイルソース」をそれぞれ選びました。

11051504  まずスープがでてきます。

 カリフラワーのポタージュです。

 結構味が濃厚で、しかしその中にカリフラワーの甘みが活きていて、とても美味しかったです。

11051505  メインがやってきます。

 パンかごはんを選べるのですが、今回はごはんにしました。

 ただし、パンだとおかわりできる自家製パンとのことなので、次回はパンをチョイスしようと思っています。

11051506  こちらは、私が選んだ「牛モモ肉のロースト・マスタードソース」です。

 しっかりした歯ごたえと肉本体の柔らかさの共存する、まさに「ローストビーフ」といった感じのお肉がたっぷりで、マスタードソースがすごくさわやかな味わいを与えています。

 すごく美味しく、食べ応えがあります。

 ナイフ、フォークの他に、お箸も用意されているので、一口大のローストビーフとごはんを食べるのにはちょうどいいです。

 野菜の下にはじゃがいものオムレツが隠れているのですが、これがまた非常に濃厚な味わいととろけるような食感で、絶品でした。

11051507  こちらはねぇちゃんの頼んだ「豚ヒレ肉のソテー・ハーブオイルソース」です。

 添えられているのは、私と同じじゃがいものオムレツです。

 まず、豚肉があまりに柔らかいので、びっくりします。

 脂肪分はほとんどなく、なのにすごく柔らかくて、フォークです~っと切れる感じです。

 さらにハーブオイルソースが、良い香りでお肉を包み、すごく爽やかな味わいにしています。

 強烈な香りで圧倒するハーブではなく、優しい香りでお肉の味わいを演出するという感じで、すごく気に入ってしまいました。

11051508  最後にコーヒーか紅茶を選べます。私達は紅茶でしめました。

 お料理がどれもすごく手がこんでいて、味のキーワードとしては「優しさ」「爽やかさ」といった感じでした。

 このお値段でこんなに美味しいフレンチのランチが食べられるなんて・・・ぜひとも今後も通いたいと思いました。

フランス料理 桜花